
英メディアでは常磐自動車道が「たった6日で修復された」(英紙サンより)と、そのスピードと日本の技術力を紹介。 「驚くべき早さ」(英紙ガーディアンより)、「この驚愕のスピードは日本の際だった“復興力”を示している」(英紙デイリー・メールより)など、どれもが 驚きと称賛を持って報じられている。デイリー・メール紙では「多くの労働者が地震の翌日から仕事に戻った」と、復旧スピードが日本人の勤勉さによるものと 示唆するような一文も。
こうした記事を見た海外のネットユーザーの多くは、一様に日本の底力に驚いている。300件以上の書き込みが 寄せられているデイリー・メール紙には、「これは素晴らしすぎるな」「何で我々の道はこんな方法で修復できないんだ」と称賛の声が続々。しかし中には 「たった数日で修復できる訳がない」「残念ながらこれはフェイクだ」と、木々の葉の色の違いを指摘して信じ切れないという人も。これに「皮肉を言っている 人が信じられないな」と書き込まれるなど、称賛派と懐疑派の丁々発止のやり取りが続いているようだ。
また、20件以上書き込まれている英 紙サンでは、「悲しくも我々にはできないな」「自治体の誰かはこれを読んだか?」など、地元の状況とを比較したコメントが多い。ほかにも「シドニーなら 2020年までに完成すればラッキーだろうな」とするオーストラリアからの書き込みや、「大きな道路なら最悪10年はかかるよ」(デイリー・メール紙よ り)とするナイジェリアの書き込みなど、英国以外からの声も見られる。甚大な被害を受けたとはいえ、日本が海外から羨望の眼差しを送られるほどの技術力を 持っているのは幸いなこと。こうした力をいかんなく発揮すれば、日本は一日も早い復興が実現できるはずだ。
(http://www.narinari.com/Nd/20110315270.html)
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