2011年4月21日木曜日

英BBCが励ましのラジオ番組


(英BBC放送が東日本大震災の被災者を励ますために特別制作したラジオ番組が、22日未明、被災地を含むTOKYO FM系列で放送される。写真はメッセージを寄せた英歌手リリー・アレンさん(時事通信)) 

英BBC放送が東日本大震災の被災者を励ますために特別制作したラジオ番組が、22日未明、被災地を含むTOKYO FM系列で放送される。日本でラジ オの仕事に携わった経験を持つ英国人女性の働き掛けをきっかけに、BBCのパーソナリティーや「レ・ミゼラブル」などの舞台製作で知られるキャメロン・ マッキントッシュさんら著名人が無報酬で協力した。
BBCがボランティアでこうした番組を制作するのは異例という。激励メッセージと音楽でつづる1時間番組で、午前1時からオンエアされる。
女性は、現在2児の母となったシボーン・イークさん(44)。1998年まで約6年間の日本滞在を通じ、「こんなに親切で温かい国は他にない」と言うほどの親日家になった。
ロンドン郊外の自宅で大震災の報に接し、テレビに映し出される津波被害の様相に息をのんだ。今の気持ちを届けたい。そう考えていたところ、95年の阪神 大震災の際、東京で心細さを感じながらも、ラジオから流れるメロディーや声に癒やされたことを思い出し、旧知のBBCプロデューサーに話を持ち掛けた。
プロデューサーは番組制作を即断し、趣旨に賛同したマッキントッシュさんや歌手のリリー・アレンさんらの協力を得て特別番組「フロム・ザ・UK・ウイズ・ラブ〜ガンバロー! 」にまとめた。
番組はアーティストら18人のメッセージと12曲で構成。イークさんも励ましの言葉を寄せており、全国27局でCMなしで放送される。イークさんは「困難な状況に直面している日本の皆さんを勇気づけるのに少しでも役立てば」と話している。 

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000107-jij-soci)

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